2007年05月14日

リウマチの症状を総まとめ

リウマチ症状はお年寄りに出るものと思っていませんか?実はリウマチ30代〜40代から発病することも多い病気です。

また、リウマチは不明な部分が多く、完治することは困難です。それだけにリウマチ症状をしっかり把握し、怪しい症状が現れたら早期に医師に相談し、リウマチ治療を進める必要があります。

リウマチ症状について、ここでは「関節リウマチ」について説明します。

まず、よくあるリウマチの初期症状として「朝のこわばり」があります。手足の関節に炎症が起きて動かしにくくなります。また関節に痛みが生じますが、両側の手足に対照的に発症することが多くあります。
リウマチ症状が進行すると、関節に変形、腫れがでるほか、発熱、疲労感が全身に症状として表れることがあります。

リウマチ症状の自己診断基準は次のとおりです。
・朝のこわばりが1時間以上持続する。
・3箇所以上の部位で関節が腫れている。
・手首の関節、手掌の関節、手指の関節のうち一箇所以上が腫れている。
・左右対称性(例:右手が痛い場合は、左手も痛くなる)の関節炎症が起きている。
これらのいずれかの症状が、6週間以上続いている場合は、早期に診察を受けてください。


リウマチ症状は、その現れ方で次の3つの病型に分けられます。

短周期型
治療によって発症後1〜2年以内に改善し、完全寛解(注1)する症例もあります。
多周期型
治療しても改善と憎悪を繰り返し、徐々に進行します。大部分の例がこれに属します。
進行性憎悪型
治療の効果がみられず、急速に関節破壊が進行する症例をいいます。現在では治療に抗リウマチ剤が用いられているので、進行性憎悪型を示す症例は減少しつつあるとのこと。


リウマチ症状の安定期と悪化期を繰り返しますが、日常生活に障害が生じる程度を4つに分類しています。(出典:「免疫・アレルギー・リウマチ病」(柏崎,狩野編,表11-6,医学書院,1995))

重症度T 
 身体機能は完全で不自由なしに普通の仕事が全部できる

重症度U
動作の際に、1カ所あるいはそれ以上の関節に苦痛があったり、動作制限があっても普通の活動なら何とかできる

重症度V
普通の仕事や身の回りのことがごくわずかできるか、ほとんどできない

重症度W
寝たきり・車椅子に座ったきりで、身の回りのこともほとんど、あるいはまったくできない

リウマチによる関節以外の症状として、次のものがある。

リウマチ 症状「眼」
リウマチ患者には「シェーグレン症候群の合併症」、「乾燥性角結膜炎によるドライアイ」もよく見られる症状。また目の内側に「リウマトイド結節」が生じたり、「上強膜炎」や「強膜炎」が見られることも。

リウマチ 症状「呼吸器」
リウマチの合併症として、「間質性肺炎」、「気道病変」、「胸膜病変」、「リウマチ結節」、「血管病変」、「睡眠時無呼吸症候群」など。

リウマチ 症状「心臓」
リウマチによる「心膜炎」、「リウマトイド結節」を生じることがある。

リウマチ 症状「消化管」
慢性の炎症により「AAアミロイドーシス」が生じたり、リウマトイド血管炎による「虚血性腸炎」がおこる可能性も。また非ステロイド系抗炎症鎮痛薬の副作用としての「胃潰瘍」。

リウマチ 症状「腎臓」
リウマチと合併する「シェーグレン症候群」、ステロイドおよび非ステロイド系抗炎症鎮痛薬の副作用「間質性腎炎」や「金製剤・d-ペニシラミン」、AAアミロイドーシスによる「糸球体病変」。

リウマチ 症状「神経」
リウマチに伴う血管炎による「多発単神経炎」。

以上、リウマチ症状に関する情報を記述しましたが、重症度で示したように、リウマチがひどい場合は寝たきりでまったく動けなくなります。
リウマチ発症後であっても日常生活を普段通りおくるためにも、リウマチ症状が確認できたら、すぐに診断をうけ、治療を開始できるようにしてください。
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ラベル:リウマチ 症状
posted by リウマチ 症状 at 21:21| リウマチ症状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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